5月例会 湘南4LOM合同事業

5月12日(日)市内江の島の地に於いて湘南4LOMまちづくり会議による「マリンスポーツによる地域振興」が開催されました。

湘南4LOMまちづくり会議は、隣接する平塚・茅ヶ崎・寒川そして藤沢の4つのLOM(青年会議所)が一つの会議体として、「100万人が誇れる市民が輝くまち湘南」を合言葉に共通の課題に取り組んでいます。

天候にも恵まれ、江の島と言う湘南を代表する最高のロケーションで事業が行なわれました。
湘南4LOMまちづくり会議では、4年を一区切りとしてテーマに沿った合同事業を行っております。2017年より「観光」をテーマに様々な事業を行って参りましたが、今年度は「マリンスポーツによる地域振興」を題材に、観光資源として身近な海のこと、そして、マリンスポーツの観光資源としての可能性について、事業を通して学び、新たな可能性を模索しました。
御存知の通り、来年2020年は東京オリンピックが開催され、この江の島もセーリング競技の会場となります。
年々観光客数が増え続けている湘南地域ですが、この2020年東京オリンピックを一つの契機として、更に地域を盛り上げるには、「我々は今何をしたらいいのか。湘南を訪れる方は何を求めて来られるのか。一度来られた方に再度来てもらうにはどうしたら良いのか。」など考え実行する必要があります。

本事業では3つのパートに別けて開催しました。

まず一つ目は、湘南の代表的な観光資源である海を使って、さらに多くの方に湘南に訪れてもらうには何をしたら良いのか?を、一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパン代表理事の中川様をお迎えしお話を伺いながらグループディスカッションを行いました。

ここでは、かなり柔軟な発想で様々な意見が飛び交い積極的に意見交換がなされました。ここで出たものを実現できるよう今後もブラッシュアップをして実現を目指して参ります。

二つ目には、この大切な海が抱える問題であります海洋プラスチックごみについて、実際に砂浜から集めてきたゴミを前にミニ講座を行いました。

神奈川県ではプラごみゼロ宣言が推進されており、各方面で様々な取り組みがされておりますが、それでもプラスチックごみは非常に多く生態系にも大きな影響を与えている事、特に回収不可能とされているマイクロプラスチックの問題など、まだまだ知らない事も多く、一人一人の意識変革が求められている事などを学びました。

海洋プラゴミ問題を実際に目の当たりにし、まずは今日から自分が出来る事を紙に記し、湘南の海を守る一員としての自覚を持つ機会となりました。

そして三つ目には、国内最古の木造帆船といわれるやまゆり号に乗船し、実際にセーリング競技が行われる海上に出てセーリング競技について学びました。
江ノリンピック盛り上げ隊の宍戸様よりセーリング競技について御説明をいただきました。

当日は天候にも恵まれ、今回の事業を通して海やマリンスポーツの持つ可能性、そして、問題点を認識する機会に出来たと思います。

2020年には、オリンピック・セーリング競技が藤沢市で開催されますが、それに向けてまちの人々と共に、この貴重な機会を有効活用する必要があることを一同強く認識することが出来ました。
今後の藤沢青年会議所の運動にご期待下さい!

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